未就学児を連れた海外旅行では移動手段の選び方にポイントがあります。
あなたがこれから行かれるハワイ旅行に絞ってご紹介します。
ハワイ旅行での移動手段の選び方のポイントはこの3つ
小さいお子さんがいる海外旅行ではベビーカー(ストローラー)を使うことが多いのではないでしょうか。
ベビーカーを車に乗せられるかを事前に確認しておきましょう。
小さいお子さんとのハワイ旅行では、残念ながら乗車拒否されてしまうことがときどきあるんです…。
その理由はこちら。
ハワイでは10歳未満の子どもが車に乗るときにはチャイルドシートやブースターシートを使わなければいけません。
公共交通機関ではないUberやLyftでは、チャイルドシート・ブースターシートなしで子どもを乗せると違法になってしまうため、乗車拒否されてしまうことがあります。
具体的には、
チャイルドシートは大きく高いですが、ブースターシートはウォルマートなどで$20(3,000円)程度で売っています。
旅行中の使い捨てで買ってしまうのも良いかもしれません。
また短距離だとなかなか見つからないことがあります。
タクシーやUber/Lyftなど距離・時間で運賃が決まるものは短距離の移動では乗せてくれないケースがあるので注意しましょう。
Uber/Lyftのアプリで近い距離を目的地に設定するとなかなか車が見つからないということはあるあるです。
ハワイ旅行は時間との勝負。
多くの方が1週間ほどの滞在ではないでしょうか。
1週間で多くのスポットを周るのであれば、いかに効率的に時間を使うかが大切です。
お金のコスパだけでなく、時間のタイパも気にしましょう。
ハワイへ旅行でいらっしゃる方が使う移動方法を5つピックアップし、メリットとデメリットを比較します。
比較する移動方法はこの5つ。
結論から言うとどこに行きたいか、どのように使いたいかによっておすすめの移動手段が変わっているので、あなたの旅行プランにあわせて検討してください。
私たちの経験から一般的なハワイ旅行でのおすすめ度を星5つで書きました。
ワイキキエリアでよく見かけるのがトローリーで、観光で来たなら絶対に外せません。
トローリーは走るルートが決まっていて、メジャーな観光地を周るルートが多いです。
運賃は各社異なりますが、特定の旅行会社や航空会社を使っていたら無料になったり、JCBカードを持っていたら無料になるピンクラインなどがあります。
事前に自分がどのトローリーに乗れるかチェックしておきましょう。
トローリーはコスパは抜群ですが、タイパが良くないことがあるのがデメリットです。
走るルートが決まっているため、自分が行きたいところまでに思った以上に時間がかかってしまったり、スケジュール通りにトローリーが来なかったりといったことで時間を無駄にしてしまいかねません。
無駄な時間を作らないようにトローリーのルートやスケジュールに合わせた観光プランを練ってくださいね。
もしあなたが初めてハワイに来るのであれば、大体の観光地やレストランなどはワイキキ周辺に固まっているのではないでしょうか。
そうであればトローリーで一気に回れるのでとても効率的です。
ハワイには「TheBus」という公共のバスがあります。
観光客だけでなく、現地に住むロコの脚にもなっています。
TheBusの最大のメリットは隅々まで路線が張り巡らされていること。
トローリーはホノルルの特にワイキキ周辺をぐるぐる回っていますが、TheBusは保のルウ以外に行くときにも使えます。
そして公共交通機関なので運賃が安いのが特徴です。
TheBusはトローリーとは違い、観光客が行かないエリアへも行くことができます。
そのため自分が行きたいところにはどの路線に乗ればよいのか、時間はどうなのかをしっかり調べておきましょう。
そうしないと全く知らない場所に着いてしまうミスをしてしまいます…。
路線の調べ方はTheBusの公式サイトもありますが、Googleマップが圧倒的におすすめです。
どの路線に乗ればよいか一発でわかります。
ベタな観光スポットだけでなく、現地に住むロコのおすすめのスポットに行きたいのであればバスに乗るのが合っているかと思います。
ワイキキ周辺だけでなく、もっと広いエリアを探索したい方にはおすすめです。
日本ではUberがメジャーなサービスかと思いますが、ハワイを含むアメリカではこの2つがよく使われています。
ほぼ同じサービスと思ってもらって大丈夫です。
UberやLyftを使うメリットは今いるところから目的地までピンポイントで指定できること。
これは他の移動手段にはない最大のメリットです。
UberやLyftはタクシーとは違い一般の方の車に乗ります。
そのため先ほどご紹介したようなチャイルドシート・ブースターシートが必要です。
またベビーカー(ストローラー)や荷物が多いと車に乗せられないためキャンセルされてしまう可能性もあるいます。
また目的地が近いと、なかなか車が見つからないということもあります。
UberやLyftは現在地から目的地まで最短で移動できるタイパの良さが魅力です。
時間が貴重な旅行での強い味方です。
もしお子さんが4歳以上であれば、ウォルマートなどでブースターシートを買ってしまえば、乗車拒否される可能性が減ります。
タクシーは何かということは説明する必要がありませんね。
メリットとデメリットをご紹介します。
ワイキキエリアのメジャーなホテルやアラモアナショッピングセンターといった観光客が良く行くようなスポットであればタクシーに乗れます。
そして目的地まで行ってくれるのはありがたいですね。
先程のメリットの裏返しで、主要スポット以外ではタクシーは見つかりません。
日本のように流しのタクシーはないと思ってください。
また各社がWebサイトや電話でタクシーを呼べるようにしていることがありますが、実際にはタクシーが来ないといった"アメリカンクオリティ"もあるので注意しましょう。
タクシーはUber/Lyftと比較しやすいですが、どちらも目的地まで直接行けることはメリットです。
一方でタクシーではチャイルドシート・ブースターシートがいらないので、乗車拒否される可能性がぐっと減ります。
レンタカーも説明はいらないですね。
ハワイには日系や日本語が通じるレンタカー会社が多くありますよ。
お子さんによっては移動中に泣いてしまったりじっとしていられなかったりということがあるかと思います。
日本と比べてハワイではそういったことには寛容なのですが、親としては気になりますよね…。
レンタカーであれば完全に家族だけの空間なので、周りに気を使わなくて良いという安心感があります。
普段日本で車に乗っている方でも左ハンドル・右車線での運転に慣れている方はあまりいないのではないでしょうか。
車の操作は基本的に日本と同じなのですが、交通ルールの違いに戸惑ってしまいますよね。
交通ルールや標識の読み方を事前に調べておいてください。
ラニカイビーチやハレイワといったホノルル以外に行く予定の方はレンタカーが便利です。
長距離の移動でお子さんが疲れてしまっても、途中で休憩を挟んだり、家族のペースで観光ができますよ。
ハワイではチップ文化があります。
トローリーやバスでチップはいりませんが、Uber/Lyftやタクシーではチップが必要です。
UberやLyftではアプリからチップが支払えますが、タクシーでは現金でドライバーさんに渡さなければいけません。
チップ用の現金をポケットに忍ばせておきましょう。
小さいお子さんとのハワイ旅行での移動手段についてご紹介しました。
移動手段を選ぶときのポイントはこの3つです。
そしてご紹介した移動手段とおすすめ度はこちらです。
おすすめ度はあくまでも一般的な旅行の場合です。
あなたの行きたいところや重視するポイントにあわせて一番良い移動手段を選んでくださいね。