このWebメディア『ファミリーハワイまとめ』はハワイに関する情報を発信しています。
しかし、本音では赤ちゃんや未就学児のお子さんがいるファミリーにはハワイよりグアムがおすすめと考えています。
この記事ではグアムを家族旅行におすすめする理由や、ハワイを比べたときにグアムが残念なポイントをご紹介します。
みなさんに正しい情報をお届けするために、私たち家族は2025年7月にグアムへ行ってきました。
大人2人、8歳(小3)、4歳(年中)の4人の3泊4日の旅行です。
その旅行で感じたグアムの魅力や残念なポイントを正直にお伝えします。
赤ちゃんや未就学児といっしょの家族旅行ではハワイよりもグアムのほうが良いと考えています。
その理由は以下の3つです。
それぞれ具体的にご説明します。
私が小さいお子さんがいるファミリーにグアムをおすすめしている最大の理由が、フライト時間が短く時差がほぼ無いこと。
グアムへのフライトは成田空港や関西国際空港から約3時間半で、ハワイは約8時間のフライトが必要です。
ちなみに羽田空港から那覇空港までは2時間半です。
国内線と国際線で空港での手続きの時間の違いがあるとは言え、沖縄+1時間で行ける海外というのはかなり魅力的ですよね。
続いて時差ですが、グアムと日本の時差は+1時間です。
日本が午前9時ならグアムは午前10時です。
一方のハワイは19時間の時差があります。
日本が午前9時ならハワイは前日の午後14時です。
フライトで日付変更線を超えるので日付が前後してしまいます。
長時間のフライトや時差ボケを考えると、グアムの方が子供連れには優しいのではないでしょうか。
また空港から市街地までの距離を比較するとグアムは車で15分、ハワイのホノルルは1時間弱。
空港からの移動時間を考えても負担が少ないですね。
滞在中は観光スポットを巡ったり、ショッピングをしたり何かと移動の時間がかかります。
その点からするとグアムの街はとてもコンパクトで周りやすいです。
ショッピングモールは中心部から離れているのですが、シャトルバスでアクセスできますし、車でも10分程度の距離。
ハワイで言うとワイキキビーチからアラモアナショッピングセンターまでの距離感です。
ショッピングモール以外の主要なスポットもすべて車で15分圏内に入ります。
タモン地区という観光のメインになるエリアのホテルに滞在するのであれば、徒歩とシャトルバスで十分です。
グアムの海は遠浅で大人の膝から腰くらいの深さで数十メートルも続いています。
波も穏やかで、海が怖いお子さんでも安心して遊ぶことができます。
そんな浅い海には小さい魚がたくさん泳いでいるので、お子さんが歩きながら魚を見つけられますよ。
小さいお子さんがいるファミリーにはグアムがおすすめなのですが、ハワイと比べると残念なポイントもあります。
私たちが今回のグアム旅行で感じた残念なポイントを3つご紹介します。
王道のハワイと比べると少し物足りないところがグアムにはあります。
その3つをご紹介します。
それぞれ詳しくご説明しますね。
率直に言って、グアムにはハワイと比べて観光スポットが少ないです。
ハワイのオアフ島にはダイアモンドヘッドやノースショア、ワイキキビーチ、ハワイ島にはキラウエア火山など多くの観光名所があります。
一方でグアムには恋人岬やハガニア大聖堂などのスポットがありますが、お子さんにはあまり楽しめないかなという印象です。
しかしホテルのプールや海で遊ぶのがメインであれば観光スポットの少なさはそこまで気にならないのではないでしょうか。
海外旅行の楽しみのひとつが買いものや食事ですよね。
グアムにもショッピングモールやアウトレットモールがありますが、規模が小さくすぐに見終わってしまいますし選択肢が限られます。
ハワイには巨大なアラモアナショッピングセンターがあり、数多くのブランドがそろっています。
またレストランに関しても、ハワイはワイキキビーチ周辺に多くのレストランがあり徒歩圏内でも選びきれないくらいの数があります。
しかしグアムでは観光のメインになるタモン地区にレストランの数はありますが、家族連れには選択肢が少ないと感じました。
スパイシーなメニューが多かったりキッズメニューが無かったりとなかなか子連れ旅行には厳しかったです。
ハワイには多くのシャトルバスが走っていて主要な観光スポットやホテルを回っています。
ワイキキ周辺だけであれば徒歩とシャトルバスだけで十分です。
一方でグアムではシャトルバスがあるものの、エリアが限られているので移動が不便に感じることがあります。
またタクシーやStrollGuamというUberのようなサービスがありますが、それほど見かけないかなという印象です。
今回の旅行では私たちはレンタカーを借りていたので、どこに行くにもスムーズでした。
小さいお子さんがいるファミリーはレンタカーがあったほうが良いかもしれません。
ここまでグアムがおすすめの理由と反対に残念なポイントをご紹介してきました。
そのまとめとして、どんな方がハワイよりグアムのほうがおすすめなのかをお伝えします。
赤ちゃんや未就学児と行く家族旅行はグアムのほうがおすすめです。
その中でより具体的にどんな方にグアムがおすすめなのかをまとめていきます。
簡潔にお伝えすると、
このような方はグアムがおすすめです。
ハワイはフライト時間が8時間ほどあり、時差が19時間あります。
そのため移動時間と時差ボケを考えると最低でも1週間の休みはほしいです。
一方でグアムは3時間半のフライトで時差は1時間、3-4日の休みがあれば十分に楽しめます。
特に小さいお子さんは体内時計が未発達なため、時差ボケの影響を受けやすいです。
旅行の日数が短く、帰国後のリカバリーの時間も必要です。
1週間の夏休みでの海外旅行と考えるとグアムのほうがゆったりできるのではないでしょうか。
お子さんと海やプールで遊ぶのが旅行でのメインなのであればグアムがおすすめです。
主要なホテルはプールが付いていて、ビーチへそのままアクセスできるところが多いです。
プールで比較しても、ハワイのホテルのプールは子どもが遊ぶというより大人がゆったり過ごすイメージです。
その点グアムのホテルのプールはスライダーがあったり浅かったりと子ども向けのところが多いです。
一方でショッピングや観光、レストランでの食事を楽しみたいのであればハワイのほうが良いでしょう。
グアムには有名ブランドの免税店の他にマイクロネシアモールとグアムプレミアアウトレットがありますが、規模はそこまで大きくありません。
アクティブにいろんなスポットを巡りたいのであればグアムでは少し物足りないのかもしれません。
しかしホテルでのんびり過ごし、プールに入り、食事はホテルのレストランでというのであればグアムはおすすめです。
ホテルのレストランではビュッフェがあり、お子さんが食べられるものを気兼ねなく選んで食べることができますよ。
またハワイとグアムのホテルの料金を比較すると、グアムのほうが半額近い値段です。
そのためハワイのホテルよりもグレードアップしたホテルに宿泊し、ホテルの施設を存分に使うだけで良い滞在になります。
ハワイの情報をお伝えするこのメディアですが、赤ちゃんや未就学児の小さいお子さんがいるファミリーの旅行にはハワイよりもグアムのほうがおすすめです。
その理由は、この3つです。
ハワイと比べて気軽に行けるのがグアムの良い点です。
しかし残念なポイントもあります。
これらの残念なポイントが譲れないのであればグアムよりハワイのほうが良いでしょう。
これらを総合すると、
このような旅行であればグアムがおすすめです。
もしこれからの家族旅行の行き先を考えているのであれば、ぜひグアムも候補に入れてみてくださいね。